このページでは「教育移住」「親子留学」「母子留学」を通してお子さんの英語力を高めるだけでなく視野を広げてほしい、ご自身も英語を学びたい、あるいは英語でカレッジなどで学びたいと願うお父さまお母さまに向けて、ノバスコシア州でできる親子留学の特徴、お子さんの学費を無償にする方法、1カ月にかかる滞在費(生活費)について紹介します。
この記事の目次
ノバスコシア州ハリファックスの親子留学の特徴
1.ノバスコシア州だと保護者が語学学校に通うだけで子どもたちの学費が無償になる
ノバスコシア州では保護者がフルタイムの語学学校に通えばお子さんは無償で小学校から高校まで通学できます。「就学ビザで就学している」といっても、他州では「語学学校」は当てはまらない場合が多いのですが、ノバスコシア州では6ヵ月以上語学学校に通えば、お子さまが無償で教育を受けられる点が大きなメリットです。
・学費無償化について
関連ページ(ハリファックス教育委員会)
ノバスコシア州の指定の学校に通っている親御さんにお子さまたちは授業料無償 で公立の学校に行けるとアナウンスしています。(Category1)
2.18ヵ月以上の滞在で、留学生でも子供手当てが支給される
留学中であっても、18ヵ月以上滞在の場合は子供手当(Child Benefit)が支給されるので費用は世帯収入によって異なりますが、家計の足しにすることができます。
3.永住権も目指せる
公立カレッジ(2年)を卒業すると3年間のワークビザが発給されます。ワークビザを活用して就業し、永住権を申請することが可能です。ノバスコシア州では、他の州に比べ比較的永住権を取得しやすい州と言われています。
子どもたちの学費が無償になる条件
1.親御さんは語学学校またはカレッジ、大学に進学する
語学学校の情報はこちらをご覧ください
カレッジ・大学の情報はこちらをご覧ください
2.フルタイムの学校に6ヵ月以上通う
フルタイムのプログラムを提供する語学学校やカレッジ、大学に半年以上通うことが条件となります。
3.エアビーなどの短期滞在施設ではなく、賃貸の家を借りる
他、アパートの契約書だけではなく、電気代や賃貸保険、インターネットなどの請求書等、実際に生活している証明の提出も必須になります。
親子留学に必要なビザの種類
6ヵ月以上就学する場合にはビザの請が必要です。お子さま6歳以上で学校に通う場合は、基本的にはお子さまも学生ビザの取得が必要です。ただし、保護者の方のフルタイムの学生ビザがあれば、そのビザの有効期限と同じ期間の一時滞在ビザが発行されることもあります。
事前に知っておくとよいこと
保護者の語学学校の選び方
カナダの小学校は基本的に保護者の送迎が必須になります。時間は学校によって異なりますが、8時半登校、15時下校なのでお子さまの送迎が必要な方向けにEnglish for Parents プログラムや、他の語学学校の一般の英語プログラムでも、授業時間が14:30ころまでに終わるプログラムに通うといいでしょう。合授業時間は、語学学校によって異なりますが、9:15〜14:30のことが多いです。また、お子さまの夏休みは約9週間あるのですが、その間はEnglish for Parents プログラムも休講になります。夏休み中にも勉強したい場合は、English for Parentsプログラム以外のプログラムに申し込むことができます。(授業料が追加でかかります)
※保護者向けのプログラムを開講しているかは語学学校やタイミングによって異なります。カウンセルカナダまでご連絡ください。
ノバスコシア州の公立学校の基本情報
・カナダの学校は5月から新学年がスタートして、6月下旬に終わります。
・公立学校で就学できるお子さんの年齢は、5歳から18歳までです。
・小学校と中学校は現地校入学は基本的にいつでもすることができますが、高校は9月と2月の学期始めと入学できる時期が定められています。
ハリファックスの親子留学中にかかる費用について(物価)
※個人によって違いますので、あくまでも参考程度にしてください。
<夫婦+子供3人の場合>(2022調べ。エリアによって違います)
アパート(家具無し)賃貸料金:2ベッドルーム+納戸2200ドル/1か月
水道代:上記込み(ヒーターも。アパートはだいたい込みの場合が多い。一軒家は別なので光熱費が高くなる傾向)
電気代:2ヵ月で130ドル
食費:1000ドル(カフェや軽食等の外食を除く)/月
外食:300ドル程度/月
保険:留学中は必ず加入しておきます。
親の学費:1500ドル(1人分の場合)/月
バス定期:82.5ドル/月
合計:5147.5ドル/月
よくある質問
Q 治安は良いですか?
A 日本とは異なる海外ですので、気を付けておくに越したことはありませんが、大都市とは異なり、人も少ないので、治安は良いほうです。親子留学などでアパート探しなどが必要な場合は、安全なエリアをご紹介しています。
Qどのくらい寒いですか?
A意外に思われるかもしれませんが、カナダで一番温暖な州で、冬のマイナス10度、夏は最高27度ほどの気温で快適に過ごせます。夏場でも30度を超える日は数えられるくらいです。冬場の寒い日は気温がマイナス15度などになることもありますが、海に囲まれている州なので、風の向きなどによっては10度くらいに上がることもあり、気温差があります。