留学プログラム体験談(NSISP・IBコース3年間留学の高校生・Oさん)

この記事の目次

留学期間・内容

ノバスコシア公立学校プログラム(NSISP)のIBコースに3年留学

留学することを決めたきっかけを教えて下さい。

以前からIBコースに関心があり、IBコースを選択できるという点に惹かれました。

カナダのノバスコシア州に決めた理由は何ですか。

都会の中心部より、長閑なノバスコシアで高校生活を送りたいと思いました。

実際にノバスコシアに留学してからの印象はどのような感じでしたか。

人々の心が広く、穏やかで、何事にもフレクシブルな印象を持ちました。

留学生活を振り返って、一番印象に残っていることは何ですか。

ボランティア活動を友人と力を合わせ実現させたこと、最後にお世話になった各先生方にIBオリジナルTシャツをデザインしてプレゼントしたことです。

逆に大変だったことは何ですか。

勉強時間の間にホストファミリーとの時間を取ることが大変でした。(勉強を優先してしまうと、ファミリーとのコミュニケーションが不足してしまうように思いました。)

学校生活について

楽しい、あるいは役に立ちそうだと感じた教科は何ですか。

芸術、歴史です。

一番苦労した教科は何ですか。どのように克服しましたか。

生物クラスでした。とにかくわからないところは、すぐに先生に聞くようにしていました。

日本ではなさそうな教科としては、どんなものがありますか。

体育又はヨガクラスがもう一つのオプションとして選べました。

日本とカナダで大きく違うと感じたことは何ですか。

高校では何年何組という振り分けはないことです。いつも同じ顔ぶれと授業をするわけではありません。各自のスケージュール表でクラス移動します。あと、カナダでは毎朝国歌を聞きます。国歌が始まったら何をしていても作業を中止して起立しなければなりません。

友達はすぐにできましたか。何か心がけていたことはありますか。

はい。自分の殻に籠らないこと、積極的に自己アピールすること。

ホームステイについて

楽しかったこと、印象に残っていることは何ですか。

カナダに着いた翌日にホストファミリーと庭でキャンピングファイアーを熾して、マシュメロを焼いて食べたことです。留学するうえで、ホストファミリーとのコミュニケーションがいかに大事かということを三年間振り返ってみて思います。

難しく感じたこと、大変だったことは何ですか。

受験勉強という観念をなかなか理解してくれなかったことです。

日本での生活と特に違うと感じたことは何ですか(例: シャワーの時間など)。

食生活、家族との過ごし方(ホッケー)

英語の試験について

TOEFL,TOEIC,IELTS,SATなどは受験しましたか。

3回SATを受験しました。

大学受験について

大学進学についての情報収集はいつから始めましたか。

グレート11からはじめました。科目選択をする際も、グレード10の前期 / 後期から大学進学を考えて選択しました。

学校のガイダンスカウンセラーに相談しましたか。また頼りになりましたか。

相談したことはありません、でも、とても頼りになる人なので、カナダの大学に進学する場合はとても助けになると思います。

受験のために特別に勉強したことはありますか。

SATの勉強をしました。

最初に大学に願書を出した時期はいつ頃でしたか。

グレード(12)の秋

ボランティア活動や課外活動などは、自分自身の大きな利益になりますが、実際に受験にも有利になりましたか。

はい

進路について

進学先が決まっていれば学校名を教えて下さい。

未定

進学を決めた大学以外にも受けた学校があれば、教えて下さい。

Freiburg University, Bard College Berlin,
NUS, SMU, Yale-NUS, Boston College,
McGill University.

入試の際には、どのような試験がありましたか。

主に 書類審査、小論文(英語)、その他(SAT)です。

IBコースについて

IBコースの実際の勉強の印象はどうでしたか。

私の高校では、IBコースが新しく、コースに選択の余地が殆どありませんでした。
あまり興味のない科目なども取らなくてはいけませんでした。

IBコースには、他にも留学生はいましたか。

私の先輩では2人(日本人、タイ人)いました。私の学年ではいませんでした。

IB取得を目指している生徒さんへのアドバイスをお願いします。

IBの英語クラスは、大学レベルと先生も言っている通り非常に難しいのですが、努力すればなんとかついていけます。あとは第二外国語として、フランス語クラスは絶対取らなければいけないので、もしIBプログラムを受けるのであれば、グレード10のpre-IBコースに入って、とことんフランス語を急ピッチで学ぶ道しかありません。(スランス語の下地がないと、いきなりIB Frenchはきついものがあると思います。) 有料のプライベートレッスンを受けていました。

カウンセルカナダについて

スタッフのサポートはどうでしたか。

親身になってサポートをしてくれました。

これから留学したいと考えている人たちへのアドバイスをお願いします。

留学は視野を広げる第一歩ですので、何事も恐れずにチャレンジして欲しいと思います。日本とは違う環境でいろんな人との出会いは刺激的で、その中には一生に一度の大切な出会いもあったりします。(人生とは人との出会いである、他人とどう交わるかでその人の未来は決まるのではないかと思うのです。)
未知の外の世界は怖いですが、まずは一歩踏み出してみることです。人生冒険したもの勝ちです。

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