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創業ヒストリー

創業ヒストリー

カウンセルカナダは中学・高校留学、親子留学をはじめ、大学生、社会人の語学留学、ホームステイなどのアレンジ及びコーディーネート、またカナダ生活全般のサポートをノバスコシア州現地から行っています。今回はそんなカウンセルカナダの創業ストーリーを紹介します。

ノバスコシア州の可能性を感じる

2005年、日本で教材出版会社で働いていたときに、同じ会社の系列の英会話教室の外国人講師のリーダーとしてとして働いていたカナダ人の夫と結婚して、夫の出身地であるノバスコシア州に移住してきました。それまでは、ノバスコシア州もハリファックスもほとんど耳にしたことがなく、うっすらと記憶の中で1995年のG7サミットで、当時の村山元首相がカナダを訪問というニュースと開催場所がハリファックスであったことを思い出したくらいです。バンクーバーやトロントなどの大都市と比較するとアジア人が少なく、フレンドリーで話し好きな人が多いなという印象を受け、「英語を学ぶには最適な環境なのでは?」と感じました。これは今でも変わっていないノバスコシア州の良さだで、実際、統計によると人口の9割近くが英語を母国語としている州です。

カウンセラーとして、あと一歩踏み出せない葛藤に悩む

その後、もともと人と関わることが好きで、教育関係に携わっていたということもあり、州の公立学校留学プログラムより委託を受けて、日本人留学生のためのカウンセラーとして働いていました。ただ、組織の一部であることから、ホームステイ先でのコミュニケーションの問題や緊急時の対応などで生徒が困っているときにあと一歩が介入できないこともありました。今までに培ってきた教育関係の知識や個人的な経験、ハリファックス在住ならではのネットワークを生かしてなんとかできないかと考えるようになり、州の起業プログラムを利用して、今のカウンセルカナダを立ち上げました。

独立したことで一歩踏み込んだサポートができるように

独立して公式エージェントとして認可されたことで、教育機関と対等な立場で動けるようになりました。そのおかげで、日本人の留学生一人ひとりにあったサポートができるようになりました。以前からの担当者もよく知っていますし、通訳や相談を頼まれることもあり、同じノバスコシア州にいるので連携も取りやすく、スムーズにサポートできるようになりました。お客様から「牧さんにお願いしてよかった」の声という声をいただいたときには、独立して本当によかったなと思いました。
カナダに来る方には、ただ留学手配するのではなく、留学前からご相談に乗ったり、正しい現地情報などを提供をすることで、実際に現地に住み始めたときに少しでも快適に過ごしていけるようになってほしいと思っています。大変なことがあってもそれを乗り越えて、留学してよ良かったと感じてもらえるようにすることが、カウンセルカナダの願いでもあります。

単身留学のお子さんには「カナダ」にいる日本の親戚のような感じで

中学生や高校生の留学生のサポートもしているのですが、やはり多感な時期なので物理的な助けだけではなく、折角のチャンスなので自立を促すようにしつつも何かあったときに頼ってもらえるよう、カナダのお母さんとしてコミュニケーションをとっています。思春期であるが故に、すぐに相談というのは難しいときもあるかもしれません。けれども、定期的にコミュニケーションを取り、日常生活や興味のあること、留学の目的などを共有することによって信頼関係を築き、将来の可能性を広げるお手伝いができれば、これに越したことはありません。

世界で活躍できる人材育成を通して、社会貢献を

身近な日本人の手助けをしたり、留学カウンセラー、そして新しい環境でチャレンジする人をもっとサポートしたいという思いで、独立しカウンセルカナダを設立しました。この名称にもあるように、一人ひとりとの対話やカウンセリングを大切にししながら、「留学してよかった」「ノバスコシア州に来てよかった」と思ってもらえるようサポートしていきたいと思います。この留学経験が、子どもたちの将来のキャリア選択につながったり、ご家族がよりありたい姿に近づけることができれば、これ以上の喜びはありません。

 

実績

  • 州の公立学校プログラムより、日本で唯一8年連続で推奨エージェントとして認定
  • NSISPの留学生に関わるホームステイコーディネーターたちの研修会でのゲストスピーチ
  • フロアボールU18の日本代表チームの通訳、及びコーディネ―ト
  • 日本の教育機関の学校視察の通訳、及びコーディネート
  • ハリファックスの語学学校や州のプログラムより、日本人生徒の問題などが相談や通訳依頼、日本の教育制度についてカナダの受入れ側としてのアドバイスなども行う