ノバスコシア情報
Nova Scotia 情報
ハリファックス湾を眺められるトレイル
あなたは満点の星空を、天の川を見たことがありますか。
澄みわたる青空の高さを意識したことがありますか。
花の香りのように、木々のにおいを感じたことがありますか。
ノバスコシアでは、そのような体験をすることもできます。
大西洋に面したノバスコシア州は北米大陸に突き出ている半島とケープ・ブレトンという島からなる州で、海に囲まれています。
赤毛のアンで有名なプリンスエドワード島の隣に位置するノバスコシア州は、カナダの大西洋4州の中心地で もある州都ハリファックスを抱えた、治安も良く、地震などもない海岸線に囲まれた自然豊かな州です。
ノバスコシア州公式サイトはこちら。イメージがしやすくなりますよ!
http://www.novascotia.com/en/home/default.aspx
街 中や住宅街でも緑が多いからなのか、人がひしめき合っていないからなのか、こちらでは自然を身近に感じます。街中でもリスが木から木に移るのを見かけた り、春になると木々が一斉に芽吹きはじめ、花が咲き誇ります。寒い冬の間も春に向けてエネルギーを溜めている自然の力に、改めて気付かされます。夏は爽や かで、秋の紅葉の色、雪の結晶を初めて見たときの感動など、ノバスコシアは一年を通して四季折々の顔を見せてくれます。
ペギーズコーブ
カナダの中では気候も穏やかな方で、夏は湿気がなく過ごしやすく、緯度が高いので9時頃まで明るく、冬はマイナス気温にはなりますが、家の中はセントラルヒーティングで暖かいので、冬でもジャケットを脱ぐと半袖というカナダ人も少なくありません。
ノ バスコシア州の車のナンバープレートには”Ocean’s Play Ground”と表記があるのですが、州全体が海に囲まれていて、湖なども多いので、夏はビーチに行ったり、バーベキューやキャンプなどのアウトドアを楽 しむことができます。そして、秋にはリンゴ狩りやサンクスギビングやハロウィンなどのイベントがあり、冬はスケートやホッケーなどのウィンタースポーツを 楽しんだり、家族でクリスマスのお祝いをします。
ルーネンバーグ
数 年前に公開された映画「ハナミズキ」の舞台になったユネスコ世界遺産に登録されているルーネンバーグもノバスコシア州です。中世のヨーロッパのような、と ても可愛い街並みが保存されています。また、カナダの10セントコインにも描かれている帆船、ブルーノーズの母港でもあります。
ルーネンバーグの電柱にもロブスター
カ ナダというとメープルシロップやサーモンというイメージがあるかもしれませんが、実はこちらノバスコシア州から、日本へロブスターやズワイガニ、ムール 貝、シシャモなども輸出しています。スーパーでシシャモを見かけたら、原産地をチェックしてみてください。もしかしたらカナダ産と書いてあるかもしれませ ん。そして、それはノバスコシアからかもしれないのです!小さなことですが、日本と繋がっています。
また「赤毛のアン」の作者ルー シー・モンゴメリーも学生時代を過ごしていた街でもあり、「赤毛のアン」の舞台になったプリンスエドワード島へは、宇宙からも見えるというカナダ一の長さ 12.9kmを誇るコンフェデーション・ブリッジか、フェリーを使って、バスや車で訪ねることもできます。
「アンを探して」という映画が日本でも上映されていましたが、この映画は日本とカナダの共同制作で、プリンス・エドワード島でオールロケをしているので、映画の雰囲気を味わいに、ハリファックスから足を伸ばすのもいいかもしれません。
ま た北米で最も美しい島ともいわれるケープ・ブレトン島は、国内はもちろん、アメリカなどからも観光客が訪れ、国立公園をとりまく、カボット・トレイルと呼 ばれるドライブコースは車の宣伝の撮影などにも使われるそうで、雄大な自然を堪能できます。ハリファックスからはバスや飛行機でもいくことができ、10月 の感謝祭の時期には、島をあげてのケルティック・フェスティバルが行われ、パグパイプの音楽やハイランド・ダンスなど、スコットランドの音楽や文化にちな んだイベントがあちらこちらで開催されます。
ケー プ・ブレトナーと呼ばれるこの島の人々は、とても人情に厚く、見ず知らずの人でも温かく受け入れてくれたり、同じカナダ人でも驚くことがあるようです。カ ウンセルカナダのカナダ人スタッフはケープ・ブレトン出身ですので、もっと詳しくケープ・ブレトンについて知りたい方は、どうぞお気軽にお問い合わせく ださい。